2017.2.21
粉体塗装をもっと知ってもらいたい
CYUONにかけた想い
2012年に粉体塗装工場を設立し、塗装の内製化を決断してから、
様々な製品の塗装を行ってきました。
粉体塗装は溶剤系の塗装に比べ耐候性も高く、仕上がりも美しい塗装です。
特徴である発色の良さや高級感のある質感によってお客様が驚かれることも少なくはありませんでした。
粉体塗装の耐候性の良さや発色の美しさをもっと世に拡めたい
粉体塗装工場を始めて数年、「粉体塗装とは・・・・」と説明するたびに
もっと「粉体塗装の魅力を拡めたい」という想いが出てきました。
かといって何を持って粉体塗装の魅力を拡めればいいのか・・と考えたとき
シリウスの拠点がある広島県福山市には、モノづくりの技術をもった企業が多くあることに気づきました。
そんな素晴らしい技術を持った企業と共に、粉体塗装を活用したプロダクトを作ろうとCYUON（キュオン）プロジェクトを立ち上げたのです。
CYUONプロジェクト デザイナー田中行氏と、クリエイティブディレクター平澤太氏、グラフィックデザイナーの佐藤浩二氏との打ち合わせ風景
CYUONプロジェクトで展示会への出展が自信に
プロジェクト第一段として、展示会へ出展しました。
カラーシステム・EMBELLISH（エンベリッシュ）計33種と、EMBELLISHオリジナルカラーを実際にプロダクトへ落とし込んだらどうなるか？という事を提案するために、
プランター2種、スツール1種、アンケートへ回答してくださった方へのノベルティとしてカードケースの計4種のプロダクトをプロトタイプとして製作しました。
グラデーションの美しさや塗装方法に驚く人が多く、「風景を切り取り粉体塗装で表現するという切り口は斬新だ」という意見や、
「焼き付け塗装の概念が変わった」など嬉しいお言葉も頂き、着実に粉体塗装への興味をもっていただけた！
これまでやってきたことは間違いじゃなかった！と自信が持てた展示会となりました。
展示会では塗装を行ったスタッフたちもブースで案内をしました。
自分たちで塗装した製品に対して、「綺麗」「面白そう」「使ってみたい」という言葉を直接受けて
スタッフたちの意識が変わってきたのは事実です。
まだまだ知名度が低い粉体塗装ですが少しでも多くの人に興味をもっていただくことができるよう
CYUONプロジェクトを通して、私たちシリウスは粉体塗装の可能性に常にチャレンジしていきます。
JAPANSHOP2016 展示ブース
