実績紹介

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DESIGNART TOKYO 2025出展報告

CYUON BOSSによる出展レポ 第2弾。
準備段階での試行錯誤から当日現場で感じた手応えまで、振り返りと今後の抱負が込められたBOSS視点の記録を
ぜひ御覧くださいませ。

初参加の2024年

2024年に続き2025年もDESIGNART TOKYOに参加。
昨年は乃村工藝社のデザイナー小川直人氏にデザインを依頼し「scape fold」というタイトルで様々な形状のグラデーションスツールを展示。

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配布したDM(表)

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配布したDM(裏)

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DESIGNART TOKYO 2024「scape fold」 Photo : Hiroaki sugihara

日比谷OKUROJIという高架内の通路に展示したので、DESIGNART TOKYOを見て回る人以外の多くの通行人の方々にも見てもらい、そして実際に座っていただいたことで、グラデーション粉体塗装の発色の美しさを体感していただける展示となりました。

2回目の参加となった2025年

そして2年連続の参加となった2025年。今回はデザイナーの落合守征氏にデザインを依頼。落合さんとはJCDの賀詞交歓会でお話をする機会があり、CYUONのグラデーション粉体塗装や世界観に共感して頂いたことや、以前から商店建築などで落合さんのデザインした空間を見ていて、CYUONのグラデーション粉体塗装と落合さんのデザインを組み合わせることで素晴らしい世界観が表現出来ると思い、DESIGNARTでのデザインを依頼させていただきました。

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Moriyuki Ochiai Architects | 落合守征デザインプロジェクト

素敵な空間ばかりなので是非とも落合さんのウェブサイトを見てみてください!

title 「Chromatic Symphony of Landscape」

2025年のタイトルは「Chromatic Symphony of Landscapes」グラデーション粉体塗装と自然な景観が育むカラーを表現しようということで、この様なタイトルになりました。
以下、本展示の説明文です。

「Chromatic Symphony of Landscapes」は、グラデーション粉体塗装の塗装技術を得意とするCYUON(有限会社シリウス)と、株式会社落合守征デザインプロジェクトの協働によって、自然の景観と人の営みを響き合わせる空間と家具を創出したプロジェクトである。舞台としたのは、豊かな色彩の世界を創り出すCYUONの周囲の、瀬戸内の穏やかな海原と、仙酔島の豊かな地形に宿る自然の力。その風光明媚な水辺の景色から抽出した色彩を基調に、岩場の荒々しい質感や大地の重層的な色合いを帯びた家具群をデザインした。それらは個々が彫刻的な存在感を放ちながらも、積み重ねられることで地形の断片のように空間に風景を立ち上げていく。家具の配置は固定化されたものではなく、ランダムに積層されることで多様な場所性を生み出し、訪れる人々は自らの身体感覚に従って居場所を選び取ることができる。そこには、自然の力に呼応し、大地の隆起や水の揺らぎが空間へと翻訳された風景が立ち現れる。このプロジェクトは、単なる家具の集合にとどまらず、自然の地形や水景を思わせる多層的な体験を宿す場をつくり出す試みである。空間に散りばめられた家具の一つひとつが、自然の記憶を宿す断片となり、人々がそれぞれの時間を重ねることで、新たな風景が生み出されていく。

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Chromatic Symphony of Landscapes Main Image   Photo : Hiroaki Sugihara

同形状のスツールを複数配置し、その一つ一つ全て違ったグラデーションによって表情を変え、それを自由に配置することで自然界を空間で表現するという試みに挑戦しました。その個数50個ww 全てもちろん手作りです。そしてそのスツールを瀬戸内海の島名でもある「SENSUI(せんすい)」と名付けました。

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全て同形状のスツールSENSUIを重ねることで色の拡がりも表現しています Photo : Daisuke Shima

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Photo : Daisuke Shima

展示場所は西武渋谷B館の1階通路。横長の空間を島の様にSUNSUIを配置しLANDSCAPEを表現。その綺麗で不思議な空間に通行する人が足を止め、じっくり見入るということも多くありました。

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Photo : Daisuke Shima

新たな製作方法の挑戦

実は今回は新たな試みも行いました。まずは製作方法について。これまではパネルの内部は金属製のフレームを製作し、そのフレームにグラデーション粉体塗装された金属プレートを取付けていたのですが、今回は重量を軽くしたい(50個もあるので)、そして製作コストも抑えたいということで初めての試みなのですが内部を発泡スチロールで製作し、その発泡スチロールにパネルを接着するという方法で製作しました。今まで発泡スチロールを手配したことが無かったのですが、地元の知り合いの資材会社が頑張ってくれて無事に加工が出来、しっかりと貼付けも出来、無事に軽くてコストも抑えることに成功しました。この製造方法はこれからの案件で活かせていけると思っていますので、またどこかのタイミングで使ってみたいと思っています。

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発泡スチロールの小口をスプレーで着色し平面のパネルを接着

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両面テープで仮付けしコーキング材で接着、乾くまでマステで固定

照明の大切さを再認識

そしてもうひとつ。今回は光にこだわりたかったので照明器具をレンタルし光の演出も行いました。私達のグラデーション粉体塗装は最近はもっぱらカラークリアでの表現が多く、透過性のある塗料が金属の質感も活かし彩りを加えてくれています。そこに光を加えることで色の表現のレベルが格段に上がり、さらに奥行きまで追加されることで全体のクオリティもかなり高いものにすることが出来ました。

今回使用させて頂いたのはアイティーエル株式会社さんの照明器具で、普段は美術館などで使用されているハイエンドモデルの照明器具です。この照明器具ですが高出力に加えて、ズームで当てる大きさも調整ができるので大変使い勝手もよく、しかももちろんですがとても光が美しく全体を照らし出してくれます。

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照明の角度を何度も確認しながら全体のバランスを調整

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照明を当てることで立体感を増す色彩 Photo Daisuke Shima

今回の展示はこの光のおかげで素晴らしい展示にすることが出来ました。
落合さんの素晴らしいデザインと、アイティーエルさんの照明器具による素晴らしい光の演出が空間を際立たせていただき、本当にCYUONらしい作品になりました。ありがとうございました。この照明は今後も活用していきたいと思います。もう光無しでは無理です!

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今回使用させて頂いた照明器具はこちら ※WEBサイトから抜粋

アイティーエル株式会社 | 美術館・博物館・ギャラリー向け照明器具メーカー

粉体塗装ファクトリーとしての作品製作について

これまで何度も自分たちの名前で様々なエキシビションに参加をし、その都度自分たちで作品を造ってきています。デザイナーさんに私達の想いを伝え、私達のグラデーション粉体塗装を最大限に活かすデザインをしてもらい、それを形にしていくということを何度も繰り返しています。
単なる営業活動とは違い、色を扱う塗装ファクトリーとしての自分たちのクリエイティブ活動だと思っています。もちろん、グラデーション粉体塗装を知ってもらう為や、活用方法の提案という側面もあるのですが、それに加えて自分たちのアイデンティティーの表現の場を創ることで企業として成長していかなくてはならないという想いも込められています。

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最後はTEAM CYUONでパシャリ

それでは、引き続き私達の活動をお楽しみに!!


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