2017.3.14
「JAPAN SHOP2017」出展報告
2016年に引き続き2回目の出展でしたが、昨年よりも沢山の方にお越し頂きまして大変感謝しております。
今回も、数多くの皆様にスケープ・カラー(紛体塗装でのグラデーション表現)や単色オリジナルカラーである「エア・スケープ・カラー」「サンライト・スケープ・カラー」を知って頂くことができました。今年の展示ではスケープカラーの新色5色の発表とプロトタイプであるスケープ・カラー「地金シリーズ」を新たに加えており、カタチあるものにスケープ・カラーを施した時の繊細感、雰囲気を掴んでいただくことに注力したブース構成になっています。
ブース全景
皆様に見ていただきたい想いから、建築現場で使われる仮囲板にスケープカラーを施しています。大判ゆえに目を引く上に色名のコピーがキャプションされた展示は多くのデザイナー様や建築設計者の方から好評を頂きました。
CYUONサインは、SUSチャンネルサインに墨単色グラデーション(参考出品:地金シリーズ)で塗装し、CYUONのアイコンでもある「一斗缶」にスケープカラーを展開しています。使用用途を皆様と考えていきたいという想いから生まれたディスプレイです。
ブース後方面
仮囲板に施した、大判のスケープ・カラーと、センターディスプレイに展示されたプロダクトで華やかに目を惹く。
センターディスプレイ
センターには、植栽を植え込んだ、Z-leg(デザイン:田中行)と参考出品「地金シリーズ」を施した花台二点(プロトタイプデザイン:平澤太)で春らしいディスプレイ展示を展開。その他にも、ドアの再生提案の一つとして、スケープ・カラーでリファインしたビンテージ・スチールドアを展示いたしました。
スケープ・カラーでリファインした、ビンテージ・スチールドアの鍵部分のディティール
通常の焼付塗装では塗膜が厚くなってしまい思うように動作しなかったりしますが、粉体塗装では均一に薄い塗膜で仕上げることができます。
「地金シリーズ」花台
ステンレス鏡面仕上の花台本体に墨単色でのグラデーション塗装を施しています。日本人の琴線に触れるような繊細なグラデーションです。
オリジナルカードケース(デザイン:田中行)
昨年大好評だったノベルティですが、今年は新色で施した5色で会場に持ち込みました。
ノベルティ第二弾として、今年会場に持ち込んだのはロゴクリップ。代表の杉原肝いりのアイテムです。
スケープ・カラーで彩られた塗装缶
このプロジェクトのスタートは、こんな遊び心からスタートしたこともあり、今回晴れて展示。
CYUONのアイコンでもある「一斗缶」にもスケープカラーを
使用用途を皆様と考えていきたいという想いから生まれたディスプレイです。