2024.12.9
DesignartTokyo2024 初参戦
2024 年から、新たに活動範囲を広げ一般の方々にも CYUON の技術を身近に感じてもらいたいという思いから、 春の OSAKA ART&DESIGN につづき10月開催の国内最大級デザイン・アートフェスティバル 「DESIGNART TOKYO」に初参戦いたしました。
この展示会では、乃村工藝社のデザイナー小川氏と共に、風景を一枚の紙で切り取ったような
美しいスツール “scape fold” を制作し独自のグラデーション粉体塗装が空間に新たな表情を加え、 会期中は予想以上の来場者の関心を引きつけることができました。CYUON の技術がアートとものづくりの境界を超える新たな可能性を示すきっかけにもなりました。
‐展示会場「日比谷OKUROJI」‐
ご来場いただいたお客様にご協力いただき、ポートレート写真を撮影しました。
恐る恐る座る方もいれば、お子様や海外の方などは興味津々だったり!笑
展示会といえば、観覧するのみの印象ですが実際に近くで見て、触れていただくことで距離感の近い展示会となりました。
座るとみんな笑顔になるという心温まるポートレート写真は気づけば500枚以上にもなりました。
製造業からアートへ、新たに挑戦を続けグラデーション技術を活かし、 ものづくりの新たな可能性を追求していこうと改めて感じれる展示会となりました。ご協力いただいたご来場者様には心より感謝いたします。
今回のscapefoldについてやDesignartTokyoで感じたことなどはコラムとしてCYUONのボスに後日お願いしますので、そちらもお楽しみに♫
scape fold
例えば 夜と朝が入れ替わる瞬間にほんのりと染まる空
底が見えないほど深い海に差し込む光
私たちが美しいと感じる風景は複雑なグラデーションで構成されていて
色の連なりはどこまでも途切れず続いていくような感覚を覚える
scape fold はそのような美しい風景を恣意的に切り取り
粉体塗装によるグラデーションで景色を再現
1 枚の金属板を折り畳んでいくことで色に輪郭を与え
色から生まれた形が家具のようなふるまいをし
景色が人々の居場所になることを目指した